みなさんこんばんは^^
今日の山口市は曇りのち晴れの天気になりました。今日は晴れてくれると洗濯物やら畑仕事なので助かりますのでこの天気はありがたかったです。
さて、晴れの天気だったのですが今日は本の話です。
「オレたち花のバブル組」池井戸潤:作 です。
テレビで「倍返しだ!」というセリフで有名になった半沢直樹の話のシリーズ第2弾です。
私はテレビをあまり見ないほうなのでこの半沢直樹を見ていません。そして本でも第1弾を読んでいないのです。今回のこの本が初めて触れ合う本になりました。
「バブル入社組」世代の苦悩と闘いを鮮やかに描く。という内容の本で紹介されています。今の若い人たちは既にバブルというのは遠い世界の話になって意味も分からないと思います。懐かしいですねバブル時代。
この本、最初に読んでいるうちにぐいぐい引き込まれていきます。率直な感想でとても面白いです。駆け引きもたくさんありますし、やはり半沢さんもとてもかっこいい。こんなサラリーマンにあこがれた人は多いでしょうねと感じます。サラリーマンになって忘れていった熱いものがこの本にはあります。
何点か半沢さん以外の方もいらっしゃいますがセリフがあります。
「オレだって社長に進言してきたんだ」
「’’お前はいわれたように仕事をしていればいい’’そういわれたよ。オレはこの会社に20年いる。ずっと課長のままでな。柱に打ち付けられた釘だ。わかるか?ぶら下げるカレンダーが毎年新しくなっても、おれはなにひとつ変わらない。錆びついていつか抜かれるまで、動くこともない。そういう人生、あんたには想像できないだろう」
現実にこういった方はたくさんいると思います。本当にその人の口惜しさがにじみ出ています。
銀行から出向できた人が再び銀行にもどるのですがその時の出向先の社長との会話で
「もうあんたの顔をみないと正直、ほっとします。だが、あんたいなくなるかとおもうと、ちょっとだけ寂しい気もしますね。事業計画なんぞ立てて、会社を再生しようとしたのはあんただけだった。」
「縁がなかったということでしょう」
この「縁がなかったということでしょう」
このセリフつかってみたいですね。このセリフは自分ではとても深いと勝手に思っています^^
最後は
銀行から離れたとしても、全く問題なく人は生きていける。
銀行だけが全てではない。
目の前の人事一つで全てが決まるわけでは決してなく、人生というものは結局のところ自分で切り拓くものである。
肝心なことは、その時々に自分が全力を尽くし、納得できるように振る舞うことだ。
なるほどですね。人生は一度きりそんな勇気をもった生き方をしたいものですね。とても熱いものをくれた本です。
ところで半沢直樹さんがお気に入りの焼酎は何かといいますとなんと!!
「栗焼酎」がお気に入りだそうです。これも本書の中に出ていたのですが、お気に入りの栗焼酎をロックで頼んだ。
これをみて一気に私の心はわしづかみにされました。
半沢さんそして著者の池井戸潤さん!ありがとうございます。山口県にも栗焼酎「あつ」というのがあります。いつかこの焼酎を飲んでいただける日を夢見て頑張りたいと思います。
シリーズは4弾まで続いています。私もこれから読んでいきたいと思います^^
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