ナメクジの生態。そしてナメクジの駆除や駆除剤など紹介。

ジメジメした時期になるとやってくる虫。そうナメクジ。

植物が茂って湿気の多いところに多く生息しており、昼間はこっそりと隠れ潜んでいて、夜になると元気をだして活動する。
とても大切にそだてた花植物や作物を食して、梅雨の時期に大量発生しさらに被害を及ぼすことがあります。というより被害を及ぼしています。

当然我が家の家庭菜園には梅雨時期など雨の降る夜には大量のナメクジが我が物顔で作物によってきて被害を与えています。
そんなナメクジの被害が出る前にできるナメクジ対策と、被害が出てからやるべく駆除の方法を調べてみました。

ナメクジとはどんな生態なのか?

ナメクジは、巻貝の仲間で昆虫といわれる虫とはまた違う種類の生き物です、貝殻が退化してこれを「ナメクジ化」と呼び、そのような形になったものがナメクジ科に分類されています。

日本でのナメクジで、花壇やお庭によく出るナメクジは、ナメクジ、チャコウラナメクジ、ノハラナメクジという種類が多くみられます。

ナメクジは体長4cm〜6㎝の大きさの軟体動物で、そしてなんと、 雄雌同体で、雄の生殖器官と雌の生殖器官を一個に持っているという。これにはびっくりです。

基本的に草食で、草木や野菜、花木や虫の死骸など雑食で様々な物を餌としており、

また、ナメクジは身体の表面から粘液をだし、身体が乾かないようにしています。
そのため、夜行性で日中は陽の当たらない日かげや石の下などに隠れていることが多く、特に湿気が多く暗くてじめじめしたところを好みます。雨が降ったあとに草木などで見かけることが多いです。

特にナメクジが這った跡は、筋のようなヌメヌメとした白い跡が残っており、これを見かけたらナメクジがいると思っていいかと思います。

1年を通して発生しますが、3月〜6月にかけてや9月から10月にかけての多湿期に多く見られます。

 

ナメクジがもたらす被害

被害というわけではないですが、まずは見た目が嫌だという人も多いのでは、小さな子供はかわいいと言いながら捕まえてしますこともありますが。

あのヌメヌメした感触は私は苦手です。
間違って触ってしまった後には石鹸でゴシゴシといつも以上に洗ってしまいます。

石鹸でしっかり洗わないといけない理由してナメクジは「広東住血線虫」(カントンジュウケツセンチュウ)という寄生虫を持っている場合があります。
この寄生虫が口から体内に侵入すると、脳や髄膜に侵入して髄膜脳炎を発症し最悪の場合は死に至ることもあります。(過去に死亡例もあり)

そうそう口に入れることはないと思いますが、小さなお子様がいる場合には注意!!。
また素手では触らずに、万が一触れてしまった場合もよく手を洗ってください。特に子供がよく触るので注意してください。

そして野菜などを育てている場合も、ナメクジが這った可能性があるので、一度よく洗ってから食べましょう。

そしてナメクジは植物を餌にするため、植物への被害がとても出やすいです。
植物を食べたり、植物の上を這うことにより、植物の見た目も悪くなり、ひどい場合は生育にも影響がでます。
植物の中でも多肉植物やサボテンまでも被害にあうこともありますので注意が必要です。

我が家でも野菜の被害はひどいです。特にひどかったのは苺です。
苺は露地栽培をしていたので苺の実は柔らかく匂いもしっかりとしますのでまさにナメクジにとっては好物なのでしょう。
夕方に収穫しないと次の日の朝にはナメクジが苺の実に穴をあけて去って行っています。
小さな畑でほんの少ししかできない苺を食べるのを楽しみにしていた私にとってはあまりにも悲しい出来事です。

ナメクジが増える過程を調べてみると

先ほどの上記にも書きましたがナメクジは雌雄同体で、雄の機能と雌の機能を兼ね備えています。ということはナメクジは自家受精を行い、1匹だけで卵を産み、どんどん増えることもできます。卵を産む数は1回で50個程度といわれています。

特に雨が続く梅雨の時期は要注意です。なめくじは繁殖期は冬から春先で半透明の卵を産み付けて増えていきます。それから1~2ヶ月で孵化するので、梅雨時期にたくさんのなめくじが発生してします。

また2匹いれば、雄雌関係なく卵を作れるので、爆発的に増殖できます。1匹のナメクジは生涯に200~300個もの卵を産むことができるといわれているので生存率はわかりませんがかなりの数が成長しまた子孫を残して繁栄していきナメクジ帝国は完成していきます。ちなみにナメクジの寿命が2~3年なのでまさに一代帝国を築くことができますね。

 

ナメクジ対策 駆除・退治はどうするの?

我が家になんでナメクジがいるんだ。
どうすればいいんだと思っているそこのあなた!まずは駆除をしましょう。
私の経験もまぜてお話ししていきますね。

①夜中にナメクジを捕まえる。

もっともオーソドックスで費用がかからない方法です。
夜中にナメクジがいそうなところにいき、割りばしもしくはピンセットなどで捕まえる。

目視で捕まえるため確実に捉えることができます。また雨が降っているときなどはさらに効果的にナメクジをとらえることができます。
ただ割りばしでも丸い形の割りばしだとナメクジのヌメヌメパワーが勝ってしまいますので取りにくいですし、ナメクジって縮んで丸まってしまって実はとりにくいので注意。

そして問題は捕まえたナメクジをどの入れ物にいれてまたどう処理するかが問題です。
ナメクジの見た目が嫌な人にとっては仮に瓶などに入れた後ウネウネ動き回っているナメクジの大軍をみると絶叫もんです。

そして雨の日のナメクジパトロールの際には相当数のナメクジが暴れまわっているのを見たときの絶望感そして時期によっては夜のナメクジパトロールは蚊の餌食になってしますというリスクがありますのでそこは覚悟が必要です。

 

②熱湯をかける

熱湯をかけるとナメクジを駆除することができます。とはいえナメクジは植物をはい回っていることが多いので植物が犠牲になることを考えると使える場所が限られてきてあまり効率が良くないです。ただナメクジの卵は熱湯に弱いので卵を何もせずに捨てるのが嫌ならこちらで使用するにはいいです。

 

③ビールで誘引して溺死させる

これも有名な駆除方法です。夜中にビールを1/3以上残しておいてビールの入った容器を土の中に入り口が出た状態で埋め込む。(すれすれまで埋め込む必要なし)
夜中にナメクジがビールの匂いにつられて入ってきてそのまま酔っぱらって溺死します。

こちらについては効果はてきめんです。面白いほどナメクジが入っています。時間によってはまだナメクジが生きている状態で発見されます。

問題は瓶にはいったナメクジをどう処理するかということです。土地がいっぱいあるならどこかに捨てればいいですがその場所がなければ液状のものを捨てないといけないので難しいかもしれません。

私はこの方法を何度かやって効果てきめんでしたが瓶にはいったナメクジとビールが混じってドロドロネバネバ状態の瓶の中身に耐えられなかったのと週に一度許される貴重なビールをナメクジに与えるのはもったいないので辞めました。
自主規制レベルの映像に耐えれる人そしてビールをナメクジにあげてもいい人ははやってみるといいかもしれません。

 

④駆除剤・殺虫剤・薬剤で駆除する。

私の経験からこれが一番いいのではないかと思います。お金はかかりますがナメクジをみることもありませんし、自分の時間を費やす時間を大幅に削減できます。

これでいきますと
ナメクジが少ない場合は①②④
ナメクジが多い場合は③④
という選択肢になるのではないかと思います。

 

ナメクジの駆除剤・殺虫剤・薬剤の紹介

駆除剤も市販で色んな種類がでています。
使っている成分で分けていくと

主として燐酸第二鉄とメタアルデヒドになります。

こちらの二種類どちらも効果はあります。ただ体験からいくとメタアルデビトは効果が目に見えるので効果が確実にわかります。
がしかし、メタアルデヒドについてはペットや小さなお子様が誤飲していますと体に悪影響を及ぼす可能性がありますし植物や土中のミミズなどにも影響を及ぼすので使い方を気を付けて使う必要があります。
燐酸第二鉄については天然由来の成分を使用しているので自然の中で分解されていくので安全面では上位に位置します。ただ誘引力が弱いイメージが個人的にはありますのでそのあたりを考えて選んでもらうといいと思います。

さて、実際に販売しているものを見てみましょう。沢山でているのでピックアップして紹介します。

 

キング園芸 ナメトリキング

メタアルデビトを使用した個人的には最強駆除剤です。これをまいた次の日には干からびになったナメクジがあちこちで見られ効果を感じることができます。
そしてさらにナメクジが大好きなビール酵母をプラスしているので誘引力は最強です。
欠点はといえば水に弱いので、まいてすぐに雨が降ると効果がかなり弱る可能性があるということ野菜など植えている土に直接かけると影響が出る懸念があるということです。

特にそういった影響を受けない場所での使用にはおすすめです。

ちなみにナメトリンの検証についてはこちらで書いています。


アース製薬 アースガーデン ナメクジかじりん棒

雨に弱いメタアルデヒドを耐水性を付けた製品。ナメクジの性質を考えての棒状での製品。
棒が12本と限られたところにピンポイントでナメクジを駆除したい人におすすめです。

フマキラー ナメクジ駆除剤 ナメクジカダン

こちらもメタアルデヒド使用の製品ケースに入っているのでこちらも雨や水に強い設定になっています。
設置タイプなので土以外の棒が刺さない場所でも使用できるので使い勝手が良いです。

 

フマキラー カダン ナメクジ 殺虫剤 駆除除け スプレー

こちらは リンゴ酸、エタノール、水を使用しているナメクジ退治や忌避用になります。
朝晩のナメクジパトロールにもっていくといいのかもしれません。まさにピンポイントに狙い撃ちです。
しっかりとナメクジに液体をかける必要。忌避用では使いやすいです。

 

ハイポネックス ナメトール ナメクジ・カタツムリ用

こちらは燐酸第二鉄をしようしたナメクジ駆除剤。花にも野菜にも使えて水にも耐性があるのでとても使いやすい。
しかも死骸がその場に残らないということで嫌なものを見なくてすみます。

臭いもほとんどしないので不快な気分にならないのもいいです。ただ死骸が見当たらないので効果数は確認できていません。
実際に二つをビール缶にいれて並べて夜設置、朝確認で検証したのですがナメトリンはナメクジやダンゴムシが沢山いて、ナメトールはお持ち帰りされてナメクジは残ってなかったです。
そういったことで見た目では誘引力では上記のナメトリンが上に感じます。

実際の効果は燐酸第二鉄とメタアルデヒド両方ナメクジには効果があるのでそこは気にする必要はないかと思います。

 

アース製薬 アースガーデン ハイパーお庭の虫コロリ

もうナメクジ以外もまとめて虫退治がしたいという方にはアース製薬ハイパーお庭の虫コロリがおすすめです。

対象害虫としてはナメクジ、カタツムリ、ダンゴムシ、ワラジムシ、ヤスデ、コオロギ、ムカデ、アリ
となんでもござれ状態です。

成分ではメタアルデヒド、カルバリル(カーバメート系)等使用しています。
こちらについてはまだ使用したことがないので効果はわかりませんが近々購入して検証してみたいと思っています。

 

色々他にもあるのですが後は似たようなものばかりなのでそちらが気になる方は別途調べてもらったらいいと思います。

 

普段からのナメクジ予防防止対策

やはりナメクジは普段からの予防で大量発生を防ぐことができます。
どのような予防を普段からしていたらいいのか書いてみます。

ナメクジはジメジメした多湿な場所を好むので、ナメクジを寄せ付けないためには、雑草を刈り取って日当たりや風通しをよくするといいです。
またプランターや鉢植えなどの底などにも潜んでいますのでメッシュ状や隙間のあいた台において高さをとり通気性をよくするといいです。

そして木など植えている場合は落ち葉などの間に住み着いているのでこちらもマメに落ち葉を取り除くなどしましょう。

ちなみにナメクジの忌避効果として

コーヒー殻を撒いておく。竹酢液や木酢液を利用する。椿油粕を土に混ぜ込むなどあります。酸性土壌を中性土壌にする。
これらについては上記の普段からの日当たりや風通りをするのがメインなのですがピンポイントで守るところを作る場合に忌避作業をするのがいいかと思います。

おわりに

ナメクジは1匹みつければその周りには沢山いるとおもってください。
普段からのこまめな予防をすることによってナメクジの数を抑えていけます。

また駆除も一度や二度で駆除できるものでもありませんのでじっくりと対処して駆除してください。

もし、もっとナメクジについて調べてみたいと思いましたら

こちらの本をお勧めします。かなり深い内容になっていて駆除の仕方等々も勉強になると思います。

 

それではみなさん頑張っていきましょう^^