みなさんこんばんは^^
今日の山口市は底冷えのする1日でした。風もありましたし、寒さを感じやすかったです。
さて、今日は企業でビジネスの新たな仕組みを生み出す方法です。
通常ほとんどの中小企業は新たな仕組みを作ることなく、既存の方法をとって事業を運営しているパターンが多いのではないでしょうか。ただ事業拡大で新たな事業を始めたりするのは新たな仕組みの一つになるのかもしれません。
昨今の日本に求められているのは変化に対応できるスピード力、企画力が大事といわれています。そんな中、なかなかアイデァが思い浮かばないので、いままでどおりの人情を主体とした営業スタイルのままのところもいます。たしかにその方が楽でいいですし、新しい仕組みを採用するとなるとリスクも高いのでやらないというご意見もあると思います。
でもやはり今の日本では常に変化が求められているのは感じると思います。ではどうすればいいのかというのが今回の話、日経新聞に起業家精神を育むという記事がありまして、その中で面白い内容が載っていました。
ビジネスで新たな仕組みを生み出すには「このルールの範囲内ならば、自身で「自由に」考えて行動しても構わないということをしなさいと言っています。この従業員が新しいアイデアを考えられる「余裕」を企業が持つ状態を「スラリックソースがある」というそうです。
スラリックソースで有名なのは化学大手3Mという会社で、従業員が業務時間の15%までならば会社の許可なく好きな研究に時間をさいてもいいという決まりで、その成果が、付箋の「ポストイット」だそうです。グーグルもスラリックソースを採用しているそうです。
しかしスラリックソースを有効活用するには3つの注意が必要で、
1.事業環境に応じてスラリックソースの量をコントロールすること
これは、過去アメリカのエンロンの従業員が過剰な自由裁量を与えたことで破たんにつながったケースもあるので、うまくコン トロールすることが大事だということです。
2.企業のビジョンや戦略を経営陣と従業員と共有する。
これは組織力を強固にする意味でも大事なことですよね。経営陣と従業員の結束力がなければ、いいアイデアが従業員の 中からでてきてもそのまま、よその会社に売り込みにいくかもしれませんしね。
3.失敗から学ぶ姿勢を大事にする
これはまさにその文のとおりです。減点主義ではだめですよ。失敗も成功に近づいたことになります。失敗を恐れる風土をつ くったらそれで成長は止まりますよね。
スラリックソースを与えるのは実に難しいとは思いますが、会社でみんな仲がよければ、みんなでそういった時間をつくってみるのもいいかもしれません。みんながアイデアをだしあってその中から、1人の人が新しい仕組みを発見する可能性は高いかもしれないですからね。
ちなみに日経新聞に乗っている東出教授の研究室で発見した「従業員の幸福と企業の高業績につながる要素」が載っていました。
・良心に反しない
・違う仕事に挑戦
・考えや能力を試す機会
・自分で判断できる自由
・高い達成感
・よい仕事への賞賛
・人々の助けになる
・昇進の機会
となっています。まさにその通りです。私も日々いいアイデアが出るようにしないといけないですね。栗とか自然に関してですけどw
さて、明日もがんばりますか~。
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