みなさんこんばんは^^
今日の山口市は曇りの天気から時折大雨が降ってくる天気でした。
梅雨時期とはいえ雨がこんなに強いとちょっと不安になってきます。
梅雨入りに入る前に栗の花が咲き始めてきてました。
早生の栗、中生の栗、晩生の栗とあるのですがやはり咲くのが早いのは早生の栗ですね。
とはいえ晩生の木を植えているエリアに「あれここは早生なんか植えてないのになぜ花が咲いているだろう?」というところもあります。
人間にも性格や成長のスピードがあるように栗の木にも性格や成長のスピードもあるだろうと思っています。
今回は栗の花ってどんな感じ?ということで見た目や開花時期などを書いてみたいと思います。
栗の花の開花時期
栗の花が開花する時期は、5月中盤~6月の間です。
比較的過ごしやすい気候の時期に開花が始まり梅雨時期にかけて、2週間前後、花が咲きます。
栗の花とは
栗の花になります。
とても特徴的な花なので一回見たらインパクトがあるので印象に残るのではないかと思います。
栗の花には雌花と雄花があり
実は写真に写っているのは雄花になります。
白いクリーム色の花がたくさん咲いていまして遠くから見るとそれが一つの枝のように見えてきます。
また更に遠くからみても緑の中に白いクリーム色の花がさいているのでとても目立ちます。
雌花はこの穂花(雄花)の根元あたりにあってこちらが受粉して実がついていきます。
わかりますかね? 栗の根元に一つほど栗の実がなっています。
栗の花のにおい
栗の花の匂いはよく言われますが、いい香りとは言えないのではないかと思います。
とても独特なにおいでどう表現をしたらいいのか難しいですね。
私が思う匂いに近いのは筍の皮をむいた時の匂いと似ていると思います。
余計にわかりにくくなりましたねw
栗の木が近くにあるという人は独特な匂いなので敏感な人は不快なにおいと感じるかもしれません。
私からすればそこまできついにおいがしてるわけではないと思うのですが単純に慣れているだけかもしれません。
雄花はどうなるの
2週間程度咲き誇った栗の花ですが、役目がおわった雄花はどうなるかといいますと長い穂がそのままぽたりと地面に落ちてそのまま栗の木の肥やしになっていきます。
受粉し雌花が実をつけて大きくなって栗の実をつけていきます。
このように枯れて最後にはポトリと地面に落ちてしまいます。
栗の実
栗の実がついています。これが少しずつ大きくなっていきます。
穂花の根元にあった雌花が受粉して実をつけます。
そして早いのは8月下旬から収穫できるようになりまして10月いっぱいぐらいまで収穫が続きます。
収穫時期が約2ヶ月。この時期が栗農家にとっては大忙しの2か月間になります。
立派な栗になって皆さんの食卓に運ばれて行きます。