みなさんこんばんは^^
今日の山口市は晴れの天気でした。
晴れといっても晴天ではなく若干雲がかかった天気でした。
今の時期はこういった天気のほうが過ごしやすいのかもしれません。
山口県美祢市厚保にある「いなだ栗農園」の様子ですが3月末から4月にかけて栗の接ぎ木という作業をしていました。
この接ぎ木とは何かといいますとWikipediaに掲載されている説明がとてもいいのでこちらから抜粋します。
接ぎ木(つぎき)とは、2個以上の植物体を、人為的に作った切断面で接着して、1つの個体とすることである。このとき、上部にする植物体を穂木、下部にする植物体を台木という。通常、遺伝的に異なる部分から構成されている個体を作る技術として用いられるが、果樹等の育種年限の短縮化、接ぎ木雑種の育成などの目的で行われる場合もある。
出典:ウィキペディアより抜粋
ということです。
こちらの作業をおこなうことによって通常、栗の苗から育てるより栗の木を使って接ぎ木することによって収穫できるまで育てる時間を大幅に短縮できるというメリットがあるのです。
ただし運よく接ぎ木がうまくいけばの話ですけどね。
上手な人なら定着率は非常に高いのかもしれませんが私はまだまだその域まで達していないです。
また不思議とある程度まで成長するのですが途中で枯れてしますことが多いのです。
せっかくなので栗の接ぎ木の成長ぶりを見ていってください。

こちらは接ぎ木をしたばかりの木です。
木の断面の白いところから出ているのが接ぎ木の枝になります。
こちらがしばらくすると芽がでて大きくなっていきます。

こちらが接ぎ木1週間後になります。ほとんど変わりはないですね。
接ぎ木の枝が白いのはこれは蝋が塗られているためこのようになっています。

こちらがしばらくして芽が出てき始めた接ぎ木になります。これが出始めると一気に伸びてきます。

こちらが完全に芽がでた接ぎ木になります。
ここまで葉っぱがでて大きくなるとうれしいですね。
が、しかしここまでは順調にいくことが多いのですが問題は梅雨が明けた後の夏の間にこの状態を保てるかどうかです。
大きくなって栗の実がなってくれと祈っています。
注意深く見守っていくしかないですね。