みなさんこんばんは^^
今日の山口市は一日寒い日でした、朝は路面が凍っているところもあり、私もタイヤがすこし滑りました。気を付けないといけないですね。
今日は、本の紹介です。
限界集落株式会社 著:黒野伸一 です。
農業を今から始めたい、よし農業やったる~と思った人におすすめの本です。物語にはなっているのですが、経営に関することもしっかり書いてあるので参考になります。農業としての成功を収めるにはこの方法がいいという王道がこの本の中には詰まっています。いろいろと勉強されたのだろうな~という感じを受けました。
文中に、この方法はひょっとしてこの本からとったのではないかという場面が多々ありまして、この著者もこの本をよんだんだとニヤニヤしながら読んでいきました。
一番後ろに書いてある本の紹介について掲載してみます。
’’起業のためにIT企業を辞職した多岐川優が、人生の休息で訪れた故郷は、限界集落を言われる過疎・高齢化のため社会的な共同生活の維持が困難な土地だった。優は、村の人たちと交流するうちに、集落の農業経営を担うことになった。現代の農業や地方部落が抱える様々な課題、抵抗勢力と格闘し、限界集落を再生しようとするのだが・・・・。
集落の消滅を憂う老人達、零細農家の父親と娘、田舎に逃げてきた若者。かつての負け組が立ち上がる!過疎・高齢化・雇用問題・食料自給率、日本に山積する社会不安を一掃する逆転満塁ホームランの地域活性エンターテイメント。’’
となっています。そうです地域活性エンターテイメントです。ほんとうにポイントをしっかり押さえて書いてあります。
この本の中で学んだことは経営とは何かということです、主人公の多岐川優は、農業を経営する時、自分はいっさい畑仕事の中には入りませんでした。徹底して経営のことをやっていました。通常ならすぐにみんなの歩調にあわせてしますのでしょうがそれはありませんでした。後半に入ってからそのような変化も出てはきます。
そして人材配置、まさに適材適所に人を配置することによって、その人の能力が120%生かされるという点です。そして最後は販路の拡大の仕方。確かに一般的な方法かもしれませんが、王道です。改めて学ぶことができました。
そんなにうまくいくとは私も思いはしませんが、ストーリーで学ぶ農業経営の本と思ってください。また、農業に興味がない人でも十分楽しめる内容になっていますので大丈夫ですよ。
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