みなさんこんばんは^^
1年間を通じて栗の作業の中でもっとも時間を費やすのはなにかといいますと、1番はやはり栗の収穫です。この時間だけはどうしても省略することはできないですね。売り上げに大きく響きますからw
次に時間がかかるものといえば、草刈りです。年間3,4回の草刈りを行わないといけません。この草刈り省略しようと思えばできなくもないですが、いろいろと問題がでてきます。
しかし、そういった問題もあるものの草によってメリットもあります。まずは土壌流失防止。斜面が多いところではどうしても草刈りをして草がないところは栄養満点の土壌が雨で削られて、流されていきます。これは果樹をするには大きな痛手になります。そうなると毎年たくさんの肥料を足さないといけないので大変な労力を生みます。次に枯草による有機物補給効果等あります。枯草がそのまま肥料に変身といったことで、肥料の量を減らすことができます。実はこれら以外にもよい条件をそろえた草というものがあります。
それは
「ナギナタガヤ」です。
雪印さんこんなことをやっているのですね
じつはこの「ナギナタガヤ」は驚くべき効果があるんです。
一つ目は、先ほどもいいましたが土壌流失防止
二つ目は、枯草による有機物補給効果
三つめは、その場で枯れて倒れることにより長期間の雑草の発生を抑制することができます。
四つ目は、根による深耕効果(土の中の空気や水の通りをよくする)
等いろいろとメリットがあります。
実はこの四つ以外にも最大のメリットがあります。なんとこの草、ある時期になると自然と倒れて枯れるということです。これは何を意味するかといいますと、草刈りを全くしなくてもよくなるということです。
これはとてもすごいです。夏のあの太陽カンカン照りの中の草刈りから解放されると思うとこの「ナギナタガヤ」にしたくなります。
さっそく購入してみまして種まきの準備です。蒔く時期は1か月ぐらい遅れていますけどなんとかなるかな~ってところです。
とても小さいタネです。見た感じただの粉末にした草にみえますw
これを何も考えずにぱっぱっと蒔きます。ときおり「鬼は外」とかいってましたっけど。
今回は実験で一部分の栗の周りでやってみて、よければ来年からこれを採用したいと思っています。
効率化はとっても大事なことですね。