栗っていつからあるの?~栗の歴史~

今日は日本でも栗の歴史についてちょっと書いてみたいと思います。
歴史といいましても私もそんなに知っているわけではなくネットで調べればすぐにわかりますけどここでも同じことの繰り返しになるかもしれませんが書いてみます。

古くは縄文時代から栗は人類の間ではあったようです。

縄文時代の遺跡の中から炭素化した栗が発掘されたのがきっかけで、野生の栗を採取していたとみられています。
その後、青森県の三内丸山遺跡にて栗が大量に発見され、それらの痕跡から栗を栽培していたとみられています。

また「日本書紀」にも持統天皇の時代(7世紀)には、 国家が栗の栽培を奨励していたことが記されていまして
平安時代の法典「延喜式」には乾燥させて皮をむいた「搗栗子(カチグリ)」、蒸して粉にした「平栗子(ヒラグリ)」について記されているようです。※『延喜式』は、延長5(927)年に完成した律令の施行細目であり、平安初期の儀式や制度の内容を示す史料。

本格的に栗の栽培が始まったのは、京都の丹波地方で、平安時代初期に栗の接木の技術が伝わってきてこの地にて広まっていき大粒の栗が栽培できるようになっていったようです。その後、日本各地で本格的な栽培がされるようになったクリは、昭和16年頃に発見された害虫「クリタマバチ」による被害で大打撃を受けたが、それ以降クリタマバチに抵抗性を持つ品種が育成されて今現在も品種改良を行い最先端を目指しています。

もう昔から栗というのは人々に食べられていたみたいですね。確かにどんぐりとかはあくがあって食べにくそうですが、栗ならそんなのもないような気がします。もっとも当時の栗は今みたいな品種ではないでしょうからあくがあったのかもしれませんね。
しかも栗は甘くておいしいですからね~。栗を選択することは自然の流れではないでしょうか。(ちょっと栗を持ち上げています^^)

コメを栽培するようになるまではひょっとしたら栗が主食だったのではないかと思ってします私です。栗は乾燥させれば保存食にもなりますしね。

ちなみに厚保栗は江戸時代から栽培がおこなわれているようです。
最初にどういった経緯で栽培しようというようになったのか知りたいですよね~。やはりコメが不作とかの対策の一環として栗を栽培するようになったのかな~。いろんなことを想像して楽しんでいます。

IMG_2127_R